林業編の概要
森林や林業に関する基本的な講習(労働安全、林業経営、造林など)のほか、チェーンソー、バックホウを使った基本的な実習を行います。
※林業編受講中にチェーンソー等の資格を取得してもらいます。
各講座:座学
滋賀もりづくりアカデミーの研修が始まって最初の1ヶ月は、森林・林業についての基本的な講習(座学)を受けます。
労働安全、林産、林業経営、機能保全、森林保護、造林、特用林産、林業機械等。
※写真は、林業機械:路網計画。
林産:原木市売り状況
実際の市売日に競りの視察研修に行きます。
木材の利用状況や原木市売り市場、製品市売り市場について学んだり、原木材積の単位、測り方等について学び、原木の価格を予想します。
労働安全:チェーンソーの扱い方
チェーンソーの扱い方①~③として、チェーンソーの扱い方を基本から学ぶ“実習”です。
①では、伐倒練習機などを使用して受け口、追い口を入れる練習や玉切りの練習などを行います。
②・③では、実際の山林内で伐倒、枝払い、玉切り、林内の整備などを体験します。
林産:木材加工の現状
バイオマス発電施設、木造公共施設、木材流通センター、木造民間施設、製材所等への視察研修です。
バイオマス発電、地元産材の活用、木材加工の方法、県産材の安定供給、木材の有効利用と価値、木材乾燥等々、盛りだくさんの内容を学びます。
※写真は、製材所。
労働安全:チェーンソーとエンジンの構造
実際にチェーンソー本体を分解して、各パーツの説明やソーチェンの張り方、バーの清掃、モジュール(点火コイル)の管理・清掃の方法、デプスゲージの使い方などの基礎やエンジンについて学びます。
また、チェーンソーの分解・組立の実技も行います。
林業機械:作業道作設実習
バックホウの点検方法、アームの曲げ伸ばし、排土板の上げ下ろし、バケットで土をすくって移動させるなど、基本的な操作から学ぶ“実習”です。
操作に慣れれば、砂山に自分たちでバックホウが走行出来る仮想作業道を作ります。