令和6年度
新規就業者コース(前期)
閉講式
副学長代理あいさつ
滋賀もりづくりアカデミー副学長代理
びわ湖材流通推進課長 水野 梓 氏
このたび、滋賀もりづくりアカデミー「新規就業者コース」の全課程を修了していただきました、H様におかれましては、5月24日の開講式より長きにわたる研修を受講していただきまして、本当にお疲れ様でした。
慣れないことも多かったかと思いますが、最後まで研修をやり遂げていただきましたことに感謝申し上げます。
振り返りますと、「林業編」では、森林・林業に関する基礎知識について、座学を中心に研修を受けていただきました。木材市場での市売り状況の見学、県内製材所の視察や木造建築物の見学などにより、木材加工の現状についての知見を深めていただきました。
また、チェーンソーの実習、小型バックホーの運転実習についても、非常に熱心に取り組んでいただきました。慣れない操作であったと思いますが、徐々に技術が上がっていくのを感じることができたのではないでしょうか。
H様は講師の話を真剣に聞いて積極的に質問をされるなど、ご自身の立場や将来の仕事のために役立てようという意識が非常に高かったと聞いております。
「田舎暮らし編」では、地域の暮らしに近い形で、薪づくりや原木シイタケづくりなどの指導を受けていただきました。様々な技術を学ぶとともに、今後、森林や林業、木材に関わりながら地域で活動していくためのヒントをつかんでいただけたと思います。
「林業インターン編」では、伐採現場において、チェーンソーを用いて立木の伐倒や造材を実際に行っていただきました。現場における実習は緊張もあったかと思いますが、チェーンソーの技術、仕事の段取りについて現場で経験することは、大きな自信につながったことかと思います。
これから、H様には、森林・林業に関わるご自身のフィールドでご活躍いただくことになりますが、特に現場作業での「安全」については当アカデミーで学んだことをしっかりと実践していただいて、ご自身はもちろんですが、現場にいる仲間が安全に作業できるよう、リーダーシップをとれる人材になっていただければ、大変うれしく思います。
※一部抜粋
受講生あいさつ
Hさん
滋賀県内の林業会社に就職されます😊
あっという間の半年でした。
開講式でもお話した通り、人とのつながりに改めて感謝しています。
林業の専門知識や技術の習得はもちろんのこと、林業界の人脈、人の顔を知ることができました!
これからも、人とのつながりを大切にしていきたいです。
一人での受講だったので、本当に密に濃い内容を教えてもらうことができました。
アカデミーで学んだ作業時の「安全」と林業の現場ではギャップがあると思いますが、「安全」を大切にして、流されることなく現場を良い方向に導いていきたいです。
☆インタビュー☆
☆受講前と今の気持ちを比べて☆
林業への理解は深まりました。
「(林業は)面白そう」という気持ちは変わってません。
むしろ、インターン編で現場を体験して、「現場が面白そう!」という気持ちが強くなりました。
「現場って、どうなんかな?」から「現場がいい!!」に変わりました。
これから、現場が実際どうかということを体感していきます!
☆これからの意気込み☆
一番は、林業という仕事を楽しむことが大前提で、ケガなく楽しみたい!!
☆受講して良かったこと☆
良かったことしかない!
低コストで色々学べる!!
一番は、やっぱり「人脈」が大きいです。
アカデミーを受講せずに、いきなり働いていたらそうはいかない。
現場のシマが違えば、会わない人も多いけど、アカデミーでは、それを飛び越えていろんな人に出会えます!
人脈は、プライスレス✨